〜ふりつもる優しさ〜
2017.09.13 (水)
福原良二

私の小学校時 同級生の
沙羅さん(ペンネーム)が5作目の
詩集を全国販売されました。
お孫ちゃん二人、娘さん、ご両親
ご自分の身の周りに起きる事象を
衒う事なく綴られています。
四年に一度しか逢わぬ彼女ですが
(ごく普通のばあばなのです!)
この数年間こんな激動にあっても
逢う時はいつも朗らかな笑顔で…
「こころのささくれ、それは私が
生きた証であり、誰にも譲る事の
できない財産です」と綴っている。
表紙のイラスト、作中挿絵は全て
彼女が描いた色鉛筆画。
玉響(たまゆら)の時の中で
深く愛おしく生きる
小さくてもまっすぐな瞳も、
広く優しい背中も、
その時々に命を輝かせながら、
たおやかに優しく強く生きる
願いを込めた作品。
痛みを手放すように、
握りしめた手をそっと広げる…